東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
2024年2月15日(木)、人生の終わりである「終活」をテーマにした「終活スナック めめんともり」が誕生。これから訪れる老後や死についてオープンに語り合いたい、いざという時に支えてくれる人やつながりを見つけたいなど、終活についてさまざまな気持ちを持つ人が集うサードプレイスを目指していきます。
オーナーでママを務めるのは、海洋散骨の第一人者である村田ますみ。2016年には住吉区に、日本で初めて「終活」をテーマにしたコミュニティーカフェ「ブルーオーシャンカフェ」をオープンしました。2021年に営業終了するまでの間、「生き方」と「逝き方」を考えるというコンセプトでさまざまなイベントが行われたそうです。
同店は「カラオケないけどカンオケあります」というキャッチフレーズで、軽飲食と会話が楽しめます。葬送ブランドである「GRAVE TOKYO」のショールームも兼ねており、世界にたった一つのオーダーメイド棺おけを展示。いつでも入棺体験ができるというユニークなスナックです。
「1日ママ」も募集しており、いつかはスナックのママをやってみたいという人のために、めめんともりのママとしてカウンターに立てる機会を提供。メニューは日本全国のローカル缶詰を扱う缶詰専門店「カンダフル」の珍しい商品を扱っています。ドリンクには、知る人ぞ知る江東区の地酒などがラインアップする予定です。
現在、オープンに先立ちクラウドファンディングを実施。1500円から支援ができ、リターンには「一日ママ券」や「遺影写真撮影券」「入棺体験ワークショップ」などを取り揃えています。重いことだからこそ人にはあまり話せない「死」と「生」について気軽に語り合える空間の誕生を後押ししてみませんか。
「入棺体験も、終活をテーマにしたスナック『めめんともり』が森下にオープン」では、さらに情報を紹介しています。是非チェックしてください。
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明治学院大学 経済学部准教授