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» 2019年07月23日 07時09分 公開

タイムアウト東京のオススメ:今年のフジロック、最終日だけでも行くべき理由

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

[タイムアウト東京,ITmedia]

 例年以上にチケットの売れ行きが快調の今年の「フジロック」。初日の1日券が早々と売り切れ、7月上旬には3日通し券と2日目1日券も完売しました。2日券も売り切れで、残すは最終日の1日券のみという状況。

最終日のラインアップを見逃してしまうのはもったいない

 トム・ヨーク、ジャネル・モネイ、ケミカル・ブラザーズ、シーア、エルレガーデン、マーティン・ギャリックス、レッド・ホット・チリ・パイパーズ……これら全てが見られないなら今年は参加を諦めよう、と考えている人もいるかもしれないでしょう。しかし、今年のフジロック最終日のラインアップを見逃してしまうのはもったいない。なぜなら、この日のフジロックは、過去最高に、いや世界でも類を見ないほど世界各国の多様な音楽がそろう、音楽の祝祭と呼ぶにふさわしい一日となっています。

 これまでもアフロやラテン、レゲエ、カリプソ、メスティソなど、世界各国の音楽をラインアップにちりばめ紹介してきたフジロック。最終日のラインアップは、そうしたフジロックの体質と、アジア各国の音楽にかつてないほど注目が集まっている世界のトレンドがうまく融合した内容になっています。ここでは、注目アーティストを紹介しましょう。

 奥地のステージ、フィールド・オブ・ヘブンのトップバッターは日本の渋さ知らズオーケストラ。2012年のオレンジコートのトリを飾ったあの神がかった狂宴から実に7年ぶりの出演です。百聞は一見にしかず。カマシ・ワシントンなどの壮大なジャズを好む人にもぜひ見てもらいたいです。

 そして、2017年にはDJユニットのSOI48が出演したが、今年はさらにタイの音楽がフィーチャーされます。カフェ・ド・パリに出演するMonaural mini plugは、タイの人気ピン奏者テック・ラムプルーンから手ほどきを受けた日本唯一のケーン・ピンプラユックバンド。

 続いてフィールド・オブ・ヘブンに登場するザ・パラダイス・バンコク・モーラム・インターナショナルバンド(THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND)は、タイの著名なDJ であるマフト・サイがプロデュースを手掛けるバンドです。イサーン地方やラオスの伝統音楽である「モーラム」にジャズやブラックミュージックのエッセンスを融合させ、「グラストンベリー・フェスティバル」へ出演するなど国際的にも高い評価を得ています。同ステージのトリを務めるクルアンビン(KHRUANGBIN)もタイの音楽に多大な影響を受けたバンドです。

 その他にも、アップデートされたアフロファンクを鳴らすヴォードゥー・ゲーム(VAUDOU GAME)や、古今東西のレアグルーヴを吸収し最新作の「Atlantic Oscillations」で新境地を見せた異能のプロデューサー クァンティック(QUANTIC)、すでに今年の海外フェスではそのパフォーマンスに称賛が集まっているイギリスの新鋭バンド、コメット・イズ・カミング(THE COMET IS COMING)など、枚挙にいとまがないほどに最終日のラインアップは刺激的。ライブストリーミングで家フジロックもいいが、取りあえず予習をしてみてはいかがでしょう。

 その他の詳しい情報は「今年のフジロック、最終日だけでも行くべき理由」で紹介しています。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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