新旧のビルが混在し、さまざまな国籍の人々が行き交う都心の歓楽街、新宿。この街のせわしなさから逃げるには、タイムスリップしたような気分になれる喫茶店に逃げ込むのもいいでしょう。ここでは、看板猫がいるレトロな喫茶や、ジャズ喫茶を語るには欠かせない歴史のある名店などを紹介いたします。
1960年から1970年代初頭にかけて、新宿には多くのジャズ喫茶が誕生しました。その一つが、1961年に前身となる店を新宿にオープンし、2007年より営業を再スタートした歴史あるダグ(DUG)です。レンガが敷き詰められた小さな空間には、選び抜かれたジャズの関連品が並び、店が持つシリアスなジャズへの姿勢が、心地よい大人の癒やしの場を創り出しています。コーヒーとともに、「パウンドケーキ」や「手作りミートパイ」をつつきながらまどろみの時間を過ごすのもいいでしょう。
1978年創業のレトロな喫茶店カフェ アルル。靖国通りの喧騒(けんそう)から一転、新宿でゆっくりとコーヒーを味わうことができる穴場です。店の中央には大きなコーヒーメーカーが置かれ、アルカリイオン水で入れる水出しコーヒーを一滴ずつ抽出しています。メニューは、「オムライス」や「ナポリタン」などの洋食を中心に提供。サービスで、デザートのバナナとスナック、コーヒーが付きます。昼は11時30分のオープンと同時に、リーズナブルでボリュームのあるランチを求める客が訪れています。
新宿東口近くに位置する喫茶店の凡。地下にあるため看板を見逃してしまいがちなので、木の板に書かれた看板を見逃さない様に。自家焙煎コーヒーは1000円以上します。しかし、人気店で、カップは膨大なコレクションから選ばれたボーンチャイナを使用しています。数量限定で作っている、生クリームがたっぷりの幻のショートケーキは甘さ控えめで美味なので、ぜひ味わってほしいです。
その他の詳しい情報は「新宿、レトロな喫茶店7選」で紹介しています。新宿の穴場で一休憩してはいかがでしょう。
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