挽肉のポテンシャルを知るタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2014年08月26日 08時00分 公開
[五十嵐淳(タイムアウト東京),ITmedia]

 洋食の定番中の定番、ハンバーグ。いくつもの行程を経て作られる料理だけに、肉の挽き方、つなぎの有無、使用する部位、焼き方、そしてソースによって、全く異なる料理になるとも言えます。今回は、肉質の良さを生かしたレアで食べるものから、シェフの確かな腕が伺える洋食屋のスタンダードなものまで、東京で食べられるバラエティ豊かなハンバーグを紹介します。

 まずは、人気洋食チェーンつばめグリルの姉妹店、和牛グリルの専門店「つばめや」。黒毛和牛を一頭買いで仕入れることで、リーズナブルな価格での提供を可能にしています。使用するのは、脂肪が少なく、濃い味わいが特徴の赤身肉。「黒毛和牛100% ビーフハンバーグ」は、スパイスをたっぷり使用し、どこかエスニックな印象さえ受ける個性派。肉は、ナイフを入れるとごろごろと崩れてしまうほど粗く挽かれていて、肉そのものの旨味を楽しめる。お好みで、わさびとゆず胡椒をつけて味わいましょう。

 恵比寿駅の東に店を構える「黒毛七輪」は、予約の取れない三ノ輪の人気焼肉店「炭火焼 七厘」と、虎ノ門の「バルタパス」によるコラボレーション店舗です。三ノ輪の店舗で出たA5ランク黒毛和牛の切り落としを使用した「ハンバーグステーキ」は、肉の旨みを生かすため、かなりの粗挽きで仕上げられており、程よい焼き加減で、口に入れると肉汁が溢れ出します。バルタパス秘伝のフルーティーな赤ワインソースは、濃厚な肉の味わいとの調和がたまりません。

 精肉卸直営の「ミート矢澤」は、平日でも行列の耐えない超人気店。A5ランクの黒毛和牛のみを使用した「黒毛和牛100%フレッシュハンバーグ」が、平日ランチならば1050円で食べられます。焼き加減はミディアムレアを選択しても、かなり赤みが残る状態で、肉の品質への確かな自信が伺えますね。鉄板で提供されるので、好みの焼き加減に調節しながら食べることも可能。和風のステーキソースもよく合うが、まずはシンプルに塩で味わうのがおすすめです。

 このほかにも、「東京、ハンバーグ15選」では、銀座、浅草、五反田などで堪能できるハンバーグを紹介しています。デミグラスソース、和風、チーズのせなど、お好みの一皿を見つけに出掛けてはいかがでしょうか。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集 五十嵐淳

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


関連キーワード

| 人気 | 料理 | ランチ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆