東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
東京では数多のハイエンドな鮨屋がありますが、「超高額店ではないこと」、「ミシュラン掲載店ではないこと」、「親方のキャラに個性があること」をポイントに、おすすめの鮨屋を紹介します。
恵比寿の「早川」の親方である早川さんは、鮨、和食だけではなく、串焼き屋でも修業をした幅広いバックグラウンドの持ち主です。季節感を持たせるため、カスゴの昆布締めに桜の香りを移す、キンキの皮を藁で炙り肝醤油を合わせるといった、鮨の伝統を尊重しながらも一工夫ある手法を用いています。
荒木町にある「継ぐ鮨政」は、茶色に近い見た目の、赤酢のシャリが個性的です。こだわりはシャリだけに留まらず、一品料理のメニューが約40種類もあります。つまみには火が入っているものも多く、生ものが苦手な外国人を連れて行くのにもぴったりです。
西麻布の「鮓 廣瀬」には、マグロがありません。理由は極めてシンプルで、親方の廣瀬さん自身が「白身や貝、光ものなど、マグロ以外の鮨が好きだから」だといいます。店のウリは「締めたもの」で、常に30種類程度あるネタの中で、昆布締めだけでも12〜13種類は置いています。
その他にも、「東京、鮨10選」では、鮨をよく知るMASUYAMAさんの協力の元、おすすめの10軒を紹介しています。なじみの店を作ってみるのもいいかもしれません。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授